送球が伸びない、その原因と効果的なトレーニング方法

野球で守りを強くするのにはボールを上手くキャッチしたり、相手選手の動きを把握・予想したりも大事ですが送球にも伸びが必要です。

今回は悪送球に悩んでいる人のために、送球が伸びない原因と効果的なトレーニングをご紹介していきます。

送球が伸びない原因とは?

送球が伸びない原因は主に投げる人自身の力不足ではありません。原因を知れば肩のない小学生であってもうまく送球できるようになります。
では原因にはどんなものがあるのでしょうか?

フォームが正しくない

送球は手だけの力に頼り切るようなフォームだと上手く送球できません。
ボールに力がしっかりと乗らないためボールが相手まで届かなかったり、ボールが逸れたりするような悪送球となります。

特に急いで送球しなければいけない場面や難しい体勢から送球をしなければいけない場面ではフォームが崩れがちです。
そういった場面でもしっかりとフォームを意識することが大事になります。

リリースのタイミングがズレている

送球が伸びない原因のひとつにはリリースしたボールに力が伝わっていないことがあります。

リリースのタイミングで指先に力が100%かかかっていれば、伸びのある送球は可能です。タイミングさえ合えば誰でもリリースしたボールに力を伝えられます。

効果的なトレーニング方法とは?

送球がうまくいかない原因を見たところで、今度はやっていきたいトレーニングをご紹介していきます。様々なトレーニングをこなして伸びのある送球ができるようにしていきましょう。

正しいフォームを意識しながらキャッチボール

先ほどご紹介したように送球はフォームを意識しなければ、上手くはいきません。
意識したいことは、大きく3つです。

  • 自然な肘の高さで投げる
  • 腕は大きく振らない
  • グラブ側の手は胸にしまう

これらことを意識していきましょう。

送球時のフォームは無理にオーバースローするようなスタイルではリリースするタイミングを掴めなくなりミスが増えますが、肩のところで小さいを円を描くように投げることでタイミングを合わせて送球でき、コントロールミスも減らせます。コンパクトに投げることがとにかく大事です。

リズムを意識してリリースする

リズムが取れないと送球に上手く力を乗せることができなくなります。
試して欲しいトレーニングは1・2でリリース方法です。

1のタイミングで足を上げ、2のタイミングでステップの着地とリリースの動作を行います。たったこれだけで、送球時のリズムが身につき、送球が劇的に変化します。

下半身主導でスローイングするとミスを減らせる

送球時は下半身主導で投げる向きを調整するのはベストです。
ボールをキャッチした後、利き足を自分の前側にステップさせ、利き足の内側を投げたい方向に向けましょう。

そして利き足とは反対の足はつま先・肘・膝を投げる方向に向けていきます。この状態でスローイングすることでコントロールミスを減らせます。

まとめ

今回ご紹介してきた原因を知り、さらにはその原因を解消するためのトレーニングで、送球を大きく変わってきます。

伸びのある送球で守りを強くし、チームを勝ちに導いていきましょう。

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