走塁のトレーニングは想像力がポイントになる!

野球のトレーニングと聞いて走塁を思い浮かべる人は多くないでしょう。
実際に、走塁に練習時間を割いているところは非常に少ないです。

しかし、強いチームとは積極的な走塁や盗塁で相手にプレッシャーを与える術に長けているものです。相手が立て直しを図る間にホームベースを踏むことができれば簡単に点を得られます。

そこで今回は、走塁のトレーニング方法をご紹介しましょう。

走塁では敏捷性の向上がカギ

走塁に必要なのは一瞬の判断力とそれを活かす敏捷性です。
判断力はチームで経験を重ねるしかありませんが、敏捷性は日々のトレーニングで鍛えることができます。

ラダートレーニング

敏捷性を上げるには動き出しの反応を速くする「ラダートレーニング」が効果的です。毎日のトレーニングに加えることで脳からの指令が素早く筋肉に伝わるようになり、敏捷性が向上します。

ラダートレーニングの注意点

ラダートレーニングとは体重移動を正確に行う動作を身につけるトレーニングです。最初からスピードを求めるのではなく、確実にこなせることを目的としてください。

走り込むだけではトレーニングにならない

ベースランニングを行う場合、単純に走り込むだけではトレーニングになりません。ベースランニングの基礎を見ていきましょう。

出塁する場面を想定して走る

どんな打球だったとしても全力で走るのが基本です。そしてどんな事態にも対応できるよう、ベースは必ず左足で踏む習慣をつけましょう。
左足でベースを踏むことで2塁への走路が取りやすくなります。

塁に応じた考え方が必要

1塁ではリードをしっかり取り、ピッチャーから目を離さず積極的に盗塁を狙います。

2塁での動きは得点につながる確率が上がるのでアウト数によって慎重な判断が必要です。

3塁ではファウル側でリードを取りながら打球に集中しましょう。

走塁のトレーニングをすることで敏捷性が上がります。すると、これまではアウトになっていたような内野ゴロで出塁してもヒットとなり打撃成績がよくなります。敏捷性が上がればカバーできる範囲も広がるので守備の上達も可能です。

まとめ

今回は、走塁のトレーニング方法をご紹介しました。

目的を持ち、正しい方法で行わないと効果が出にくい走塁のトレーニングですが、積み重ねていくことで走攻守の底上げが可能です。
少ないヒットで確実に得点できる強いチームを作るには走塁のトレーニングは欠かせません。

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